ぶどうの家

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林住期を読んで

   

五木寛之 「林住期」を読んで

古代インドでは、人生を四つの時期に分ける「四住期」という考え方がある。
「学生期 がくしょうき」 「家住期 かじゅうき」 「林住期 りんじゅうき」 「遊行期 ゆぎょうき」 がそれである。
「学生期」を「青春」 「家住期」を「朱夏」 「林住期」を「白秋」 「遊行期」を「玄冬」を充てる。
紀元前2世紀から紀元後2世紀あたりであるとされている。
それぞれ25年を単位とする。
生まれてから「家住期」までを人生を前半と考える。
50歳から75歳までの25年間その「林住期」こそジャンプの季節、人生のクライマックスであるという。
前半の50年は、世のため人のために働いた。後半こそ人間が真に人間らしく「みずからの生き甲斐」を求めて生きる時期なのではないか。
氏は「林住期」をジャンボ・ジェット機に見立て人生におけるジャンプであり、離陸であるとする。
これまでたくわえた体力、気力、経験、キャリヤ、能力、センスなどの豊かな財産の、すべてを土台にしてジャンプするのである。
「林住期」を人生の黄金期と決意することから、新しい日々が始まるのだ。
まことに同感、我が意を得たりと思う。
若者志向社会から「ジジイ」「年寄り」あつかいされている50代から60代の世代にエールを送りたい。

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